MATIC(Polygon)の買い方と年利6%のステーキングのやり方

MATIC(Polygon)の買い方と年利6%のステーキングのやり方
この記事でわかること

・MATIC(Polygon, ポリゴン)の購入方法

・MATICをステーキングして年利6%で増やす方法

Not Your Keys, Not Your Coins (鍵を持たぬものコインを持たず)

暗号資産の長期投資家は、ステーキング・レンディングを利用することで長期的な利益を狙いながら日々利息を得ることができます。しかし、FTXの顧客資産流用と破綻、Binanceによる日本ユーザ登録停止等、中央集権型取引所(CEX)でステーキングを行うことは、金庫の鍵を取引所に預けるようなもので、資産を失うリスクがあります。

資産は自ら管理するという原則に基づき、この記事では秘密鍵を自分で所有して、ハードウェアウォレットでMATIC(ポリゴン)を保管、分散型金融(Defi)で取引・ステーキングする方法を紹介します。

 

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MATIC(Polygon, ポリゴン)とは?

MATIC(ポリゴン)は、Ethereumのレイヤー2スケーリングソリューションの1つであるMatic Networkのネイティブトークンです。MATICトークンは、Matic Network上での取引手数料やネットワークのセキュリティ担保に使用されます。

Matic Networkは、Ethereumブロックチェーン上でスケーラビリティの問題を解決するために作成されました。Matic Networkは、Ethereumと互換性があり、スマートコントラクトをサポートしており、ユーザーは既存のEthereumウォレットを使用して、Matic Network上でのトランザクションを行うことができます。Matic Networkは、Ethereumネットワークとは異なり、より高速で、より低コストでトランザクションを処理することができます。これは、Matic NetworkがProof of Stake(PoS)アルゴリズムを使用しているためで、トランザクション承認に必要なコンピューティングリソースをより効率的に使用することができます。

MATICトークンは、Matic Networkの生態系の中で多くの役割を果たしています。これには、ユーザーがMatic Network上でトランザクションを行うための手数料の支払い、ステーキング報酬、セキュリティ担保などが含まれます。また、MATICトークンは、取引所で取引可能であり、一般的な仮想通貨と同様に、投資やトレードに使用することができます。

MATIC(Polygon, ポリゴン)の買い方

GMOコインからLedgerにイーサリアムを送金

MATIC(ポリゴン)を購入するために、まずGMOコインでイーサリアムを購入し、それをハードウェアウォレットのLedgerに送金します。

LedgerとはフランスのLedger社によって製造されているハードウェアウォレットです。ハードウェアウォレットはオフラインで管理されるため、ハッキング被害を受けるリスクを大幅に低減することができます。また、Ledger Liveという専用のソフトウェアを使用することで、仮想通貨を簡単に送金・交換できます。

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GMOコインを利用する理由は仮想通貨の送金手数料が0円だからです。送金の手順は下記の記事にまとめてあります。

UNISWAPでMATICを購入

Ledgerにイーサリアムが送金されたら、UNISWAPでMATICと交換します。

UNISWAPは、イーサリアム上で動作する分散型の取引所であり、DeFi(分散型金融)プロトコルの一つです。UNISWAPは、取引ペアを自動的にマッチングするアルゴリズムを使用して、トークンのスワップや流動性の提供を行うことができます。

購入手順は以下の記事にまとめてあります。

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ステーキングとは?

ステーキングとは仮想通貨をブロックチェーンのネットワークに一定期間預け入れることで報酬を受け取る仕組みです。レンディングとは仮想通貨を貸し出す代わりに賃借料を受け取る仕組みです。

両方ともに定期預金のように仮想通貨を一定期間預けることで利息を受け取ることができるサービスです。

ステーキングとレンディングのメリット

保有しているだけで利息が得られる

仮想通貨をステーキングすれば、放置しているだけで報酬を受取ることができます。そのため、仮想通貨を長期保有したい方、値動きを毎日確認する時間のない方はぜひ利用するべき仕組みです。

銀行預金より高利回り

年利10%以上のステーキング報酬を提供する仮想通貨が多く、受け取った利息がさらに利息を生む複利効果もあるため、保有している仮想通貨が雪だるま式に増えていきます。

ステーキングとレンディングのデメリット

利息以上に価格が下落するリスクがある

仮想通貨の値動きはドルや円といった法定通貨や株と比べて大きいため、ステーキング報酬よりも価格下落が大きくなってしまうリスクがあります。そのため、ステーキングの利息自体を目的にするのではなく、長期保有でキャピタルゲインを狙いつつインカムゲインを得るという位置づけの方がよいでしょう。

解除すると受け取り済の報酬を失う

一定期間、仮想通貨を拘束する代わりに報酬を受取るという仕組みのため、所定のステーキング期間中に解除すると、今まで受け取った報酬を失ってしまいます。余剰資金で購入した仮想通貨でステーキングを行うようにしましょう。

売却に時間がかかる

ステーキングを解除しても、仮想通貨が返還されるまでに数日を要します。そのため、ステーキング中の仮想通貨が暴落した場合、すぐに売却して損失を限定することができません。価値が短期間に失われにくい時価総額の大きい仮想通貨でステーキングを行いましょう。

 

LedgerでMATIC(Polygon, ポリゴン)をステーキングする方法

MATIC(ポリゴン)のステーキングはLidoで行います。Lidoは、イーサリアムネットワーク上で動作する分散型金融(DeFi)プラットフォームで、ステーキングに関連する複雑さを簡素化することを目的としています。複数のステーキングプールを一括して利用するイールドアグリゲーションで、ステーキングに参加することで得られる報酬を最大化することができます。

Lido

Lidoにアクセスし、PolygonのStake nowをクリック

lidoのホーム画面

右上のConnect Walletを選び、Ledgerを選択

lidoでwalletconnect

ウォレットが接続されたら、ステーキングしたい量を選択し、Stake nowをクリックすればステーキングを行うことができます。

lidoでPolygonをステーキング

ステーキングを行うと、LidoのMATICトークンであるstMATICが発行されます。これは、MATICをステーキングして得られる報酬を表すもので、MATICと同等の価値があります。stMATICは、MATICと同様にトレード可能であり、DEX(分散型取引所)で取引することができます。

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